抗生剤が原因のことが
偽膜性腸炎とは、細菌を殺す薬である抗生剤を飲んでいる人や、2ヶ月以内に飲んでいた人に多い腸の炎症です。
重症になると、大腸に偽膜という小さい円形の膜ができるので、偽膜性腸炎と呼ばれています。
抗生剤やほかの病気の治療によって、腸の中の菌のバランスが変化し、クロストリジウム・ディフィシルという菌が増えることが原因です。
医学的にはクロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)と呼ばれます。
偽膜性腸炎の症状:・下痢・発熱・腹痛・吐き気・血便などです。
治療薬がありますので病院受診をお勧めします。