1)乳児の場合
普段、母乳の場合は母乳を続けてください。ミルクの場合は普段の半分ぐらいに薄めて、少しずつ、頻回にあげてください。
離乳食の赤ちゃんの場合は、うすめたミルクやポカリスエット、みそ汁の上澄み、リンゴのすり下ろしたものがいいですね
もし、良くなってきても、少しずつ硬いものに切り替えていってください。
うんちのやわらかさと同じぐらいと思ってください。
2)幼児の場合
下痢の時は、リンゴのしぼり汁(これは市販のものではなく、すりおろしてあげて下さい。)、味噌汁の上澄み、ポカリスエツト、コンソメスープ、野菜スープ、うすめたミルクなどを、小分けに小分けにあげてください。
特に吐き気のある時は、一度に与えると、反射的にゲボッともどしてしまいます。
当然、冷たいものや乳製品、脂肪の多いもの、繊維の多いものなどは下痢がひどくなってしまいます。
うんちと同じ程度のかたさがひとつのめやすです。
下痢が長引くときには、乳児の場合乳糖不耐症と言って、ミルク中の乳糖を分解吸収できない状態になっています。その場合には特殊なミルクが必要になりますので、かかりつけの小児科で相談しましょう。