学習障がいへの対応②

『学習障がい』の場合、生徒の『苦手』は治せません。

『苦手』に合わせた対応が必要です。

短期記憶が苦手な場合は黒板が写せません。

あらかじめ『プリント』を準備することで授業に参加できます。

計算が苦手な場合は、『文章問題』の場合文章が読めなくて解けない事もあります。

その場合は、文章問題に『ふりがな』をつけることで改善します。

計算そのものが苦手な場合は、電卓を使うことで授業に参加できます。

『順を追って覚えるのが苦手』な場合、メモの利用でずいぶん楽になります。

『書字障がい』で書くことが苦手な場合、パソコンの活用でスムースに勉強できます。

学校で間違った対応

『相談』で多い一つが、『学習障がい』のある生徒に、『繰り返し学習』を行ったり、倍の宿題を課すことで『不登校』になったケースです。

生まれつきの脳の特性で『出来ない』のです。

『適切な対応』には『発達障がいの知識・学習』が必要です。