嘔吐

色々原因があります

いろいろな原因で子どもは吐くことが多いのですが覚えていてもらいたいことは

1)頭をひどく痛がっていないか

2)水分がとれて、おしっこが出ているか。

を見てあげることです。 咳で痰がつっかかっているときや、のどにものがひっかかったときも、もどしてしまうことがありますが、最も多いのはウイルスによる胃腸炎によるものです。秋から春にかけてはロタウイルス ノロウイルス 夏はアデノウイルスによるものが代表的です

見逃してならないのは髄膜炎といって、脳を守ってくれている髄膜に、バイ菌(細菌)やウイルスが悪さをしている場合です。この場合、頭を痛がることもあり、首が硬くなってしまいます

胃腸炎の場合、下痢を伴うことがあり、吐いていると水分も取れなくなって、体から水分が出てしまい、おしっこもほとんど出なくなります。脱水といい、点滴など適切な処置が必要となってきます。

もちろん症状の軽い時は、少しずつ小分けに水分を与えてあげるとそのようなことにはなりません。ただし1度に水分を与えるとおなかの動きが鈍っているので、また吐いてしまうことがあります。

※ここでポイント

吐くのがひどい場合、飲み薬は飲めません。

お尻から入れる吐き気止めの座薬があります。

知っておくと便利ですね。