メタノールを含むお酒
ほとんどのお酒は製造される過程でメタノールが発生し 少ないとはいえ多くのお酒にメタノールが含まれています。
しかし、政府の規制によりその含有量はメタノール100g当たり最大1g以下に規制されています。
一般的にはアルコール度数の高いお酒ほど多く含まれますが、
蒸留酒(ウオッカ 泡盛 焼酎など)より醸造酒(日本酒 ワイン ビール)の方が多いようです。
なぜメタノールが二日酔いの原因になるのか
最も二日酔いしにくいお酒はエタノール100%です。
メタノールは通常のアルコール(=エタノール)と一緒に吸収されますが、
肝臓での処理に非常に多くの時間を要します。
肝臓はメタノールの分解を行なっている間はエタノールの分解を後回しにしてしまいます。
いつまでもアルコールが抜けないじょうたいになります。
メタノールは肝臓で分解される時にホルムアルデヒド➡ギ酸➡二酸化炭素へと分解されます。
これら有害物質がめまい、頭痛、腹痛、吐き気などの原因となることがあります。