陰嚢水腫


睾丸が大きく見える!

男児の精巣は胎児期におなかのなかから陰嚢まで下降します。この時おなかの臓器を包んでいる 『腹膜』も陰嚢まで一緒に下がってきます。

下がってきた「腹膜の袋」は閉じてしまうのですが狭い通路が残っていると、お腹の中の水分が降りてきて精巣の周りにたまり、『陰嚢水腫』になるのです。水のたまった方の睾丸が正常より大きくなっていることで気づきます。懐中電灯を当てると透けて見えるのが特徴です。通常は自然に治っていきますよ。