百日咳:独特の咳がでます

読んで字のごとく、何日もひどい咳が続く病気です。赤ちゃんがかかると呼吸ができなくなることがあります。

生後まもなくでもかかってしまう事があるのです。

潜伏期が1~2週間で、カタル期といって咳が1~2週間続き、痙咳期にはいると息ができないほど咳が続いてその合間にかろうじて空気を吸えるという異常な咳が「コン、コン、コン、コン、コン、コン、コン、コン、ヒーー」といった感じで現れます。この時期には赤ちゃんは呼吸停止の形で救急搬入される場合があります。子どもの場合その激しい咳で目が充血し、顔面に点状出血が見られることもあります。

そういった意味で、四種混合ワクチンが赤ちゃんに必要なのです。

≪どうすればいいの?≫

治療のポイントは、抗生剤ですが、抗生剤の中でも「マクロライド系」という種類の抗生剤が必要になります。商品名はエリスロマイシンやクラリス、クラリシッドなどです。