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皮脂の分泌が少なく、おまけに薄い皮膚にいろんな刺激（うんちやおしっこの成分、バイ菌、おむつの成分、洗剤など）が加わるといともたやすく傷んでしまうのが赤ちゃんのおしりなのです。
症状は、おむつが当たる部分が赤く炎症を起こし、見た目だけでも痛そうにみえます。時にはブツブツと小さな発疹ができ、ただれたようにもなります。さわると痛がることもあります。ひどくなると真っ赤にはれ上がることもあります。
基本的にはスキンケアが大切で、こまめにおむつをかえて、おしりを清潔で乾燥した状態に保つことが治療かつ予防になります。
とくにうんちのときは、ぬれタオルやぬらしたティッシュでそっと汚れをふき取るか、洗い流し、おしりをよく乾かしてからおむつをつけましょう。ワセリンなどをうっすら塗っておくと『皮膜』の様になって汚れが直接皮膚につくのを守ってくれます。
軽いおむつかぶれならスキンケアだけで治ります。炎症がきつかったり、長引く場合は、医師と相談してください。
赤い部分が周囲との境界がはっきりしている時はカビの一種のカンジダの炎症が重なっていることもあります。