
奄美空港着くと ソーシャルワーカーである福山さんが出迎えてくれ、自宅へ。 「島にはね、アスペルガーや自閉症、色んな障がいをもった子どもたちがいるの。 だけどそれを理解してくれる先生や学校が無いの。 学校の対応も、専門の先生がいないから子どもたちがかわいそうなの。」

ある生徒は、小学校の卒業を前に 『私は死にたい』 そう繰り返すようになっていた。
「福山さん、この子達、『居場所』が無いんだよ。」
「福山さん!とにかくこの子達や親と一緒に、たこ焼き作ったり、おいしいもの食べて、楽しもうよ!」
これが奄美の障がいを持った児の親子の会『おばあの会』を作るきっかけになった。