急性副鼻腔炎

汚いズルズルの鼻汁が出ます

昔、蓄膿症とよばれていましたね。いわゆる風邪をひいた後などに、のどや鼻の炎症を起こしたバイ菌が、額や頬の骨の中にある空洞(副鼻腔)に入り込んで炎症を起こすのです。

原因菌は、インフルエンザ菌と肺炎球菌が最も多く、他にブドウ球菌や連鎖球菌などがあります。

鼻づまりがひどく、頭痛を訴えたり、頭の重い感じ、不快感が加わってきます。

鼻水がのどの後ろに垂れ込んで、その刺激で咳をしたり気持ち悪がったりします。

膿のような汚いズルズルの分泌物が出てきます。一時的ににおいがわからなることもあります。

特徴:レントゲンを撮ると、この副鼻腔が曇って見えます。

どうしたらいいの?
まず第一に鼻をかむことが大切です。

耳鼻科では鼻の吸引をしてたまっている膿や分泌物を取り除いてくれます。

ネブライザーで、鼻の通りをよくしたり炎症を和らげる治療をしてくれます。アレルギー性鼻炎が加わっている場合には抗アレルギー剤を内服し、炎症のひどい場合は抗生物質を飲んだりします。

これも、気長な治療が必要です