プール熱(咽頭結膜熱)

春の終わりから流行

≪どうなるの?≫

咽頭結膜熱はのどや眼が炎症を起こして赤くなり痛くなります。頭痛、吐き気、腹痛や下痢が起こることもあります。

熱も40度近い熱が長い場合には5日から一週間ぐらい続くことが多いのです

流行性角結膜炎は大切な角膜がやられることがありますので小児科よりも眼科で診てもらった方がいいでしょう。)

本来こどもの風邪の発熱期間は平均72時間ぐらいですが、咽頭結膜熱とインフルエンザ、麻疹は特別長いのです。高熱が長く続くので親も子も疲れてしまいますが、2次感染さえ起こさなければ日にちと共に良くなっていきます。目やにからも感染しますのでタオルは別のものを使いましょう。

≪どうすればいいの?≫

この病気にはワクチンがありません。しかもアルコール消毒は効果がありません。治療は痛み止めや目薬の、いわゆる対症療法と水分をしっかりあたえることです。

このアデノウイルス感染症の特徴は、ウイルスでありながら、のどに膿と間違えるような白いカス(白苔)が着くこともあり膿と間違われます。さらに、血液検査をすると細菌感染と同じように白血球と炎症反応(CRP)が上昇します。

治った後も、ウイルスは咽頭から2週間、便からは3~4週間ぐらい、排出し続けます。

アデノウイルスの迅速検査はノドだと時期やタイミングで正確に出ないことがあります。時間がたてば便からのほうが正確に出ます。ノドで陰性であっても本当は陽性のことがあります。

つらくて長い熱ですが、子供たちは強くなっていきます。いっしょに乗り越えてあげてください!!