
「福山さん、この子達、『居場所』が無いんだよ。」
「福山さん!とにかくこの子達や親と一緒に、たこ焼き作ったり、おいしいもの食べて、楽しもうよ!」
これが奄美の障がいを持った児の親子の会『おばあの会』を作るきっかけになった。
初めての集まり。
場所もSSWの福山さんの自宅を提供してくれた。
そこには、悩み疲れた母親の姿と、暗く落ち込んだ子どもの姿があった。

たこ焼きの粉も、外がカリカリで中がトロッと仕上がる粉を探して大阪から送った。
時には奄美には売っていない「551のシュウマイ」、「王将の餃子」を持っていった。
とにかくおいしいものを皆で作りながら食べよう。
福山さんも食材を沢山提供してくださり、生徒もこれを手伝った。

